ピル外来

ピル外来

ピル処方について

ピルに関しては避妊目的での使用が主たるものですがそれ以外の目的でも多くの女性がピルを使用されております。当院では避妊目的や生理コントロールなど様々な理由で使用したいと希望する方へ、使用に際しピルのメリット、デメリットを丁寧に説明したうえで処方しています。

当院では以下の手順でピルを処しています。

  • ピル内服を希望されて受診された方に対してピルの情報提供を行います。
  • 問診を行い、ピル使用に関する医学診断基準によりピル内服の適否を診断します。
  • 必要に応じて、診察、検査を行います。
  • ピルの種類と特徴、選択したピルの服用方法、服用中の注意事項、副作用に対する対処方法等を行います。

緊急避妊

緊急避妊とは、避妊をせず性行為をしてしまったとか、コンドームが破けるなど避妊の失敗が起こったなどの場合に、妊娠を防止するという方法です。一般的な緊急避妊方法が、緊急避妊ピルと呼ばれるものです。性行為が行われた後、72時間以内に行われなければなりません。これは、大抵の女性にとって有効で安全な方法です。緊急避妊ピルは妊娠を防止しますが、100%というわけではありません。正確に使用した場合でもおよそ2%は妊娠を防止できない場合があると言われています。

失敗したと思われた場合、当院で受診してください。対処の方法をご説明します。

月経移動(生理日延長)について

旅行・入学試験・結婚式などが月経と重なり、困った事はありませんか?これらの予定日と次の月経が重なりそうな場合、ピルを使用して生理日をずらすことができます。月経移動には

  • 次回の月経を早める方法
  • 次回の月経を遅らせる方法

があります。ピルの服用によって人為的に移動された月経も、自然に発来した月経も特に違いはありません。ですから薬で月経を移動したとしても、その次の月経は普段通り来るので特に問題はありません。

ご希望の方は当院受診後にピルの使用に関して上手に生理日を移動できるよう丁寧に内服の仕方を説明します。

ミレーナについて

ミレーナは、黄体ホルモンを子宮の中に持続的に放出する子宮内システムです。低用量経口避妊薬(OC)の避妊効果と、子宮内避妊用具(IUD)の長期の避妊が可能であるという特徴を持っています。また、過多月経の治療薬として国内外のガイドラインですすめられています。現在では世界約130カ国で、延べ約3,900万人の女性が使用しています。

過多月経・月経困難症治療のメカニズム

ミレーナ52mgから放出される黄体ホルモン(レボノルゲストレル)は、子宮内膜の増殖を抑える働きがあるため、内膜は薄い状態となり、月経量を減少させるとともに月経痛を軽くします。

避妊のメカニズム

ミレーナから放出される黄体ホルモン(レボノルゲストレル)は、子宮内膜の増殖を抑える働きがあるため、内膜は薄い状態となり、妊娠の成立(受精卵の着床)を妨げたり、子宮の入り口の粘液を変化させて精子が腟の中から子宮内に侵入するのを妨げたりすることで避妊効果を発揮します。

ミレーナ52mgには避妊効果があります。
それでも100%妊娠が防げるわけではありません。

副作用について

次のような副作用が起こることがあります。

  • 月経出血日数の延長

  • 月経時期以外の出血

  • 月経周期の変化

  • 腹痛

  • 卵巣のう胞(通常はホルモン変化に伴う一時的なもの)

  • ミレーナ除去後の出血 など

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